韓国ドラマ『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』、
視聴始めるやいなや序盤から目が離せずイッキ見してしまうほど面白い復讐劇ドラマで、
火傷度(ヤケド)100パー……ではなく、
アイロン温度200パー……でもなく、
オススメ度300%の韓国ドラマです。
今回は韓国ドラマ「グローい!」ではなく、『ザ・グローリー』の見どころポイント⑤選と感想、後半のシーズン2に向けた伏線情報や考察を載せていきます。
シーズン2のスチールカットが先日公開されたので記事後半に載せておきます。
『ザ・グローリー』シーズン2
2023年3月10日配信決定!
※若干ネタバレしているとこもありますので、読み勧めて頂ける場合はご理解お願いいたします。
韓国ドラマ『ザ・グローリー』作品情報
タイトル | ザ・グローリー |
原題 | 더 글로리 |
英題 | The Glory |
話数 | Part1(全8話)+Part2(全8話) |
配信日 | Part1:2022年12月30日|Part2:2023年3月10日(予定) |
制作 | ファ&ダムピクチャーズ|スタジオドラゴン |
監督 | アン・ギルホ:「秘密の森」「アルハンブラ宮殿の思い出」「ウォッチャー」「青春の記録」 |
脚本 | キム・ウンスク:「シークレット・ガーデン」「相続者たち」「太陽の末裔」「トッケビ」 |
日本配信 | Netflix |
韓国ドラマ『ザ・グローリー』キャスト&登場人物一覧
右にスクロールできます⇛
ムン・ドンウン |
チュ・ヨジョン (CAST:イ・ドヒョン) |
パク・ヨンジン (CAST:イ厶・ジヨン) |
ハ・ドヨン (CAST:チョン・ソンイル) |
チョン・ジェジュン (CAST:パク・ソンフン) |
チェ・へジョン (CAST:チャ・ジュヨン) |
イ・サラ |
カン・ヒョンナム (CAST:ヨム・ヘラン) |
ソン・ミョンオ (CAST:キム・ゴヌ) |
キム・ギョンラン (CAST:アン・ソヨ) |
|
韓国ドラマ『グローリー』相関図
韓国ドラマ『ザ・グローリー』見どころ⑤選
沼ってしまうほど面白い韓国ドラマ『ザ・グローリー』の見どころを5つほどご紹介します。
①胸糞悪くなるほどのイジメ描写
韓国ドラマ『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』の見どころ1つ目としては、序盤から直視し辛いほどの壮絶なイジメのシーンです……。
- 脅し…
- 殴る蹴るの暴行…
- 自宅への不法侵入
- 性的虐待…
- ヘアアイロン…
- ガチのアイロン…
- 裏取引き…
- 先生からの暴行…
教師も親も、救いの神は存在しない、、、
ドラマと分かっていてもイライラしてしまうほどのイジメ描写ですが、このイジメシーンなくして今作『ザ・グローリー』は楽しめないと言えるほど重要な展開ですので、
目を背けたくなる気持ちは分かりますが、目に焼き付けて後に訪れるカタルシスを味わっていきましょう。
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②カタルシスを感じさせる展開
物語序盤の過酷なイジメ描写を目に焼き付けてイライラした後、すぐに小さなカタルシスを感じることができるのが今作の魅力。
例えば、復讐心だけで生きてきたドンウンが大人になって加害者メンバーたちと再開した際、
イジメっ子の主犯格であるヨンジンに対して見せたドンウンの自信に満ち溢れた様相や小バカにし手見下しているような態度です。
そんなヨンウンに不安を感じてイライラしている様子のヨンジンを見ているだけで、視聴者に少しばかりのカタルシスを感じさせてくれたと思います。
「これから復讐を繰り広げていきますよ〜。」
みたいな段階でここまでカタルシスを感じれるので、ガンガン復讐劇を繰り広げていくであろう後半(ザ・グローリーPart2)は爽快感すらも感じてしまうのではないでしょうか……。
『ザ・グローリー』シーズン2はカタルシスのオンパレードかも
『ザ・グローリー』シーズン1(1〜8話)はまだまだ序章といった感じで、
- ミョンオを掌の上で踊らせている展開
- 加害者メンバーの仲間割れ作戦
- ヨジョンの引き入れ
- ドヨンへのアプローチ
- まだ動きを見せないギョンラン…
と、一人ひとり順番に攻め続けながらも、『ザ・グローリー』Part1ではまだ復讐劇が始まったばかりの状態なので、
加害者たちを闇に突き落とす完全なる復讐劇が見れるのは後半(Part2)ということになります。
③ドンウンの緻密に練り上げた復讐計画
壮絶なイジメによって魂まで壊されたドンウンは時に過去の出来事がフラッシュバックして辛いこともあるが、復讐という希望を胸に掲げ生きてきた。
そんなドンウンの復讐はなんと10年以上もかけて緻密に計画してきたもので、イジメの加害者を1人ずつジワジワと追い詰めています。
- ミョンオの欲望を使い操る
- 脅しや取り引きで仲間割れをさせる
- ユリの花で担任を追い込む
- ドヨンに近づいてヨンジンを孤立させる
- ヨンジンの娘に近づくための策略
言い出したらもっともっとありますが、ドンウンの人生を全てかけた復讐計画がこれからどのようなものになるのかは見どころです。
④キャストと登場人物の年齢に少し違和感…
これは個人的に感じたちょっとした違和感なのですが……、
ドンウン役を演じる(ソン・ヘギョさん)とヨジョン役を演じる(イ・ドヒョンさん)の年齢差がとても気になりました。
いくらソン・ヘギョさんが若く見えるからと言って、10歳以上も年の差があり、イケメンで見た目も若く見えるイ・ドヒョンさん(ヨジョン)の事を「先輩」って呼んでいるのには少し違和感を感じてしまいました。
あれ?
歳下の設定じゃなかったよな?
みたいな……途中どこかで違和感を感じる人と多いはず?(私だけかもしれませんが……スイマセン)
なので、ここは面白い見どころの1つとして、気休めの見どころとして挙げておきます。
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⑤Part2に期待!! 様々な場面にばら撒かれた伏線の数々
韓国ドラマ『ザ・グローリー』ですが、よく考え作られたドラマで、Part1からPart2に向けた伏線や注目ポイントがびっしり詰め込まれています。
- ファヨン堂の巫女
- ヨンジンの母の言動
- ミョンオが知ったソヒ殺害犯の正体
- ソヒの遺体
- ヨンジンの左足の甲にある傷
- 緑のヒールとオキシドール
- チュ・ヨジョンの過去
- ミョンオの生死
- まだ動きを見せないギョンランの存在
巧妙なパラドックスで構築されたドラマ『ザ・グローリー』は、単なる復讐劇よりも更に一歩踏み込んだ人間の汚さがあり、副題の“輝かしき復讐”が意味するものにも期待が膨らんでいきます。
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韓国ドラマ『ザ・グローリー』感想&Part②(シーズン2)の考察
韓国ドラマ『ザ・グローリー』ですが、予想以上に没入してしまう面白い作品でした。
- 直視できない壮絶なイジメシーン
- ミョンオの欲望や加害者たちの関係性を上手く利用した復讐計画の数々
- 復讐計画と囲碁をリンクさせる考え
- 無駄のないスリリングなストーリー展開
- キャスト選定…
ドンウンとヨジョンの関係性などはやや雑多だと感じはしたものの、10年以上かけた復讐計画で加害者を1人ずつ追い詰めていくシーンもかなり見応えありましたし、
直視しづらいほどの胸糞悪いイジメシーンですら好奇心を刺激され、サクサクと進む無駄のない展開は見やめ時を失わせ、没入しているうちに寝不足になってしまいました……。
序盤から緻密に計画された復讐劇を繰り広げて行くことを視聴者に提示し、
すぐさま過去の壮絶なイジメシーンを見せられ、見ている人の胸に突き刺さったところで大人になって復讐計画でジワジワ追い詰めていく……
どこで止めればいいのー!?
ってくらいで、わずが半日で視聴完了。
各話が約45〜50分前後で前半Partは8話でしたが、そんなに見たっけ!?って思わせるほど没入している自分がいて驚き。
ただ、今作『ザ・グローリー』を見て1つだけ後悔しているのは、やはり、、、
後半があると分かっていて視聴してしまったこと……
少しくらいなら……という安易な気持ちで見たのが間違いの始まりで、
少しでも見たらやめられない止まらないでイッキ見……そして続きが気になって仕方ないという歯痒い気持ちに陥ってしまいました。
なぜ前半と後半に分けたの!?
熱が冷めやらぬうちに早く見せてー!って心の中で叫んでしまいました。
ペーハウスコリアもシーズン2はまだ見てないし、、、熱冷めるとどうしてもなぁ……1週間は待てるけど数ヶ月はキツイのです。
前半後半で分けるなら、1週間毎に放送して楽しませてくれー!なんて思う今日この頃です。
早く見たのに後悔させられるほど面白いドラマ作品ということで、
ここからはシーズン2が放送された時に振り替えれるよう、シーズン2へ向けた布石や伏線などをピックアップし、韓国ドラマ『ザ・グローリー』シーズン2の考察をしていきます。
韓国ドラマ『ザ・グローリー:シーズン2』に向けた考察と伏線の数々
韓国ドラマ『ザ・グローリー2』に向けた伏線について考察していきます。
ミョンオは生きてる?
まずはミョンオ(キム・ゴヌ)の生死について。
彼は血だらけのシーンを最後に連絡がつかずの状態なので、すでに死んでいる可能性が高いと思われますが、死んだと言う事はまだ言及されていないため、実は生きている可能性も考えられます。
なぜなら、ドンウン(ソン・ヘギョ)から提示された情報でユン・ソヒ殺害に関しての証拠をつかんでいる可能性も高く、
復讐のターゲットの1人なのにドンウン自らがまだ制裁を加えていない状態なので、
実は死んだと思わせるミスリードとして、実は生きている可能性も考えられます。
ミョンオの生死について【追記】
記事のラストにて、『ザ・グローリー』シーズン2の新たなポスター画像が8枚解禁されました。
そのうち1枚はミョンオのポスター画像があるため、生きている可能性も高いかもしれません……。
ポスター画像に記載された意味深なフレーズも訳してるので、ぜひ見てみてください。
ミョンオ失踪事件の犯人はヨンジンでもヘジョンでもない!?
ミョンオ(キム・ゴヌ)を殴って血だらけにしたのは緑の靴を履いていた人物なので、ヨンジンかへジョンが犯人として挙げられますが、
2つしかない緑の靴を使って行動できる自分はもう1人考えられます。
そう、、、ドンウンの後釜としてイジメに合い、現在はヨンジンのパシリとして召使いのように働いているキム・ギョンラン。
深読みのしすぎかもしれませんが、
ヨンジンが左足の甲に負っている傷や、緑の靴をオキシドールで拭いていたのも、ミョンオの暴行失踪事件に関与しているのが実はヨンジンだと思わせるミスリードなのかも……しれません。
ユン・ソヒの遺体を始末したのは誰!?
『ザ・グローリー』のラスト、ヨジョンがユン・ソヒの遺体安置所に行くも、ソヒの遺体がなくなっていました。
ユン・ソヒはドンウンの前に酷いイジメに合っていた女子生徒で、イジメをきっかけに自殺したと思われていましたが、実は他殺だと判明しています。
そのため、いったい誰がソヒの遺体を片付けたのか?というのも気になる部分。
- ユン・ソヒを殺害した犯人がミョンオからまだ遺体は残っていると聞き、何らかの証拠隠滅のために遺体を片付けたのか…
- そもそもはじめから遺体は残されていなかったのか…
理由などはまだ分からないにせよ、
安置所の遺体を移動させることができるのは病院関係者か警察だけと考えれば、遺体の始末をしたのはシン・ヨンジュン署長の名前が挙げられます。
ユン・ソヒの死体に他殺の証拠があるかもしれないと考えたヨンジンがシン・ヨンジュン署長に頼み、死体を隠させた可能性も浮かび上がってきますが、
そうなるとミョンオ失踪事件の犯人はヨンジンということにりそう……、混乱してくるので深読みはここまでにします。
『ザ・グローリー2』ではギョンランが活躍する!?
第1話の高校時代の話で、退学したドンウンが体育館にいるヨンジンの元へ宣戦布告しに行った際、ドンウンの後釜としてイジメの対象になっていたのが女子生徒のギョンラン。
第2話では大人になった彼女の姿がありましたが、チョン・ジェジュンのブティック(シエスタ)の店員であり、ヨンジンのアシスタントとして働いていることが分かります。
ヨンジンに気を使いながらも、影からヨンジンを睨みつけている描写で彼女の復讐心を垣間見ることができ、
イジメられていたギョンランの姿をドンウンも見ていたことを考えれば、ドンウンがすでに根回しをして手を組んでいる可能性は高い。
ドヨンは敵?味方?
ヨンジンの旦那であるハ・ドヨンですが、第8話のラストではドンウンとヨンジンの関係性を知ってしまいます。
この後どう出るのかは全くの謎ですが、
『ザ・グローリー』の復讐劇は囲碁として例えられ、ドンウンとドヨンは囲碁の勝負をしていた事が伏線として考えると、
囲碁の勝負を現実に置き換えて対決してしまう……なんてストーリーも浮かび上がってきそうです。
壮絶なイジメを受けた底辺女子ドンウン(後手の白い石)VSイジメの加害者たち(先手の黒い石)、
復讐という名目で盤上を現実のフィールドに置き換え、後手の白石(ドンウン)目線でドラマを展開していくスリリングなストーリーはまさに沼。
『ザ・グローリー:シーズン2』スチールカット公開&制作陣からのメッセージ
先日『ザ・グローリー:Part2』のスチールカットが公開されたので載せておきます。
※右にスクロールすれば見れます⇛
韓国ドラマ『ザ・グローリー』で脚本を担当したキム・ウンスク作家は、
「前半のパート1をご覧になられた人なら後半のパート2を観ないわけにはいかないだろう。痛快で中毒性のある展開になる予定だ」と自信を見せています。
また、アン・ギルホ監督もPart2に対して言及しており、
「ドンウンとヨンジンの闘いが本格的に始まり、加害者たちが戒めを受けるストーリー展開をダイナミックに描いているので、目が離せない展開が話題の中心となるはずだ」と伝えていました。
【追記】韓国ドラマ『ザ・グローリー2』復讐方法が明らかに!? 意味深ポスター解禁!!
韓国ドラマ『ザ・グローリー』シーズン2の放送を来月に迎え、意味深のポスターが先日解禁されました。
チュ・ヨジョン(イ・ドヒョン)とのカットでは、「この男が私の救い」。
カン・ヒョンナム(ヨム・ヘラン)とのカットでは、「夢ができて良かった」。
ハ・ドヨン(チョン・ソンイル)とのカットでは、「知らないって言うのは嫌いだけど、まだ分からない」。
パク・ヨンジン(イ厶・ジヨン)とのカットでは「苦しんでいた瞬間に喜んでいたあなたの魂」。
チョン・ジェジュン(パク・ソンフン)とのカットでは、「嘲笑していた目」。
イ・サラ(キム・ヒオラ)とのカットでは、「嘲笑して破壊した手」。
チェ・へジョン(チャ・ジュヨン)とのカットでは、「他人の不幸を見て大声で嘲笑っていた口」
ソン・ミョンオ(キム・ゴヌ)とのカットでは、「他人の苦しみの中で先頭に立っていた足」。
このように、意味深なフレーズと共に8枚のポスターが解禁されました。
- 魂…
- 目…
- 口…
- 手…
- 足…
どのような復讐激が蹴り広げられるのかに期待が高まりますし、「救い」や「夢」と言ったフレーズもあることから、何かしら希望がもてる展開もあるかも?しれませんね。
あと少し、復讐劇を繰り広げるムン・ドンウンの姿を見届けましょう。
配信は2023年3月10日の予定なので、残り約1ヶ月は他の作品を見て楽しみながら耐えましょう。
『ザ・グローリー』が鋤な人にオススメの韓国ドラマ『ペントハウス』まだ見てない人は要チェック↓
こちらの記事では、 富裕層の闇を描き、社会現象を巻き起こした衝撃作『ペントハウス』全シリーズ(1.2.3)の各シーズン別のあらすじと相関図、 ペントハウスを最終回まで視聴したシーズン別の感想を載せています。 『ペントハ[…]